「秋田新一郎」と「Music Biscuit」とは



CM音楽プロデューサーであり、ミュージックペインター、秋田新一郎を中心とした音楽制作集団のプロジェクトネームであり、バンドネームでもある。

1950年代、東京は板橋区清水町のアメリカ進駐軍の駐屯地前で育った私は毎年、米国のナショナルホリデーに地域住民に開放された、その広大な敷地内で生演奏されるカントリーや「スーザ」の行進曲に魅せられた。

1960年代、当時の多くの若者と同じ様に、米軍が流す極東放送F.E.Nに耳をそばだて「エルビス」に憧れ、「ビートルズ」の「イエスタデイ」に涙し、「ヘイ・ジュード」に感動したのを、今も忘れない。

50年、60年代初頭のヒットチャートには、ジャズ、映画音楽、スタンダード、ラテンタンゴ等々、まだROCKというジャンルが確立していなかった事で、様々な音楽が入り乱れていた様に思う。

又、カンツオーネをはじめ、「日曜はいやよ」「太陽がいっぱい」等のスクリーンテーマミュージックは、その地域性を感じさせる楽器構成やアレンジがとても新鮮であった。

そんな生活、音楽環境の中で、私にとって大きなきっかけとなった映画があった。キューブリック監督作品「2001年宇宙の旅」である。宇宙空間に浮かぶ美しい地球、そのシーンに流れたヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」ム・ム・ム・ム―――――スゴかった。

当時、既にCM音楽プロデューサーとして走り出していた私にとって改めて、オーディオとビジュアルの関係性を再認識させてくれた大切な作品であった。

その後、私はCM音楽制作、特に2001年から2007年の「シャープ・AQUOS」の中で、クラシックやフォークソングを数多くリメイクしていく事になる。

そんな中で、80年代後期、ロスアンゼルスにオフィス(Konnichi Music)を構えたこともあり、ジャパニーズ、チャイニーズ、アメリカン、ブリティッシュなカリフォルニアンヒスパニック等々、それぞれが違ったバックラウンドの中で培ったキャリア・価値観そして高いパフォーマンス技術を持った数多くのミュージシャンと知り合うことが出来ました。

そして、主に、18世紀から19世紀に生まれ、現在に至るまで、幅広く親しまれあい聴されている世界中のclassicやFolk Songに新たなモチーフを組み込み不変的なテーマを日本語と英語の歌詞に詰め込んで、オーソドックスでありボーダレスなサウンド作りをモットーに、子供から高齢者まで幅の広い年齢層に向け、発信しつづけてゆける音楽制作集団でありたいと願っています。

 
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