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ダイヤモンドとダイヤモンドか、灰と灰か

弟が兄を指名 ポーランド双子宰相に批判のおそれ

ポーランドのレフ・カチンスキ大統領は10日、中道右派与党「法と正義」の党首で兄のヤロスワフ・カチンスキ氏を新首相に指名した。議会が近く承認するとみられ、兄弟で国家の要職を占める異例の事態が生まれそうだ。
http://www.sankei.co.jp/news/060711/kok025.htm

最初の議題はつけぼくろの位置だったりして。

東京五輪(1964年)のマラソン銅メダリスト、円谷(つぶらや)幸吉選手(1940〜68)の生家にある福島県須賀川市の「円谷幸吉記念館」が、遺品を管理してきた兄弟の高齢化を理由に、今秋にも閉館する。
 メダルやシューズなど約2000点に及ぶ展示品は市に寄贈し、市は、体育施設に展示コーナーを設け、往年の名ランナーの偉業をたたえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000206-yom-soci

モーレツ社員とか企業戦士などといった言葉が使われ始めた時代でした。円谷さんも過度な期待に何とか応えようと頑張りすぎて命を縮めてしまった、そのお一人でしょう。

パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーションが、「ローマの休日」と「第17捕虜収容所」の2作品の著作権を所有しているとして、激安DVDを販売しているファーストトレーディング(東京都板橋区)に販売差し止めを求めた仮処分申請で、東京地裁(高部真規子裁判長)は11日、2003年末で保護期間は満了したとして、申し立てを却下する決定をした。映画などの著作権の保護期間は50年だったが、04年1月1日施行の改正著作権法で70年に延長。このため、名作が多いとされる1953年公開の映画が改正法の対象に含まれるかどうかが争点だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000072-jij-soci

大昔の名画を安価で頒布することによって、長期的には観客の裾野を広げ、映画産業自体に利益をもたらすことになるでしょう。


¶postscript―*

 映画「ローマの休日」など2作品の廉価版DVDの販売を巡り、米国映画会社などが、東京都内の販売会社を相手取り、著作権侵害を理由に販売差し止めなどを求めた仮処分申請で、米国映画会社側は10日、申請を取り下げた。
(中略)
 同社側の代理人は、「地裁の決定を受け入れたわけではない。正式な裁判を改めて起こすかを検討している」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061010-00000514-yom-ent

「ちッきしょー、おぼえてろッ」って感じですか?
(2006年10月11日)

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