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イン・マイ・ルームでネット・サーフィン中、パソコンがシャット・ダウン、オー、ドント・ウォリー・ベイビーちゃ〜ん!

ビーチ・ボーイズのオリジナルメンバーであるブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディンの3人が13日、約10年ぶりに公の場に揃って姿を見せた。
 3人は、1965年からツアーに参加するようになったブルース・ジョンストンと共に、2003年発売のベスト版「サウンズ・オブ・サマー/ザ・ベリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ」が全米で200万枚を超えるヒットを記録したことを記念する「ダブル・プラチナ」プレートのプレゼンテーションのため、米キャピタル・レコードの屋上に集合した。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20060614212325/JAPAN-217298-1_story.html

グループとしてどっちが好きかといえば、実は私はビートルズよりビーチボーイズです。
もちろんビートルズも大好きなんですけど、曲の向こう側に見えてくる風景の違い、たとえばリバプールの曇り空とカリフォルニアの青い空みたいな、そういうことですかね。
どっちが自分の気持にシックリくるかといえば後者なんです。

アメリカン・グラフィティには、以下のようなセリフがあります。

JOHN: I don't like that surfing shit. Rock 'n Roll's been going downhill ever since Buddy Holly died.
CAROL: Don't you think the Beach Boys are boss!
JOHN: You would, you grungy little twerp.

AMERICAN GRAFFITI
by GEORGE LUCUS, GLORIA KATZ, WILLARD HUYCK
GROOVE PRESS BC-373 P.51

     ※ 川本三郎氏の訳書では「grungy little twerp」は「小生意気なガキ」

ロックンロールはバディ・ホリーが逝ってからダメになった、ビーチボーイズなんかガキンチョの歌だと、登場人物ジョン・ミルナーに言わしているわけです。
しかし、あのエンドタイトル前の“青い空”からは、映画の作り手側がビーチボーイズに深いリスペクトを懐いているであろうことが感じられます。
ジョン・ミルナーは1964年6月、酔払い運転の車に轢かれて死んだことになってます。この年、ビートルズ旋風が全米を席捲、日本では東京オリンピックが開催されました。

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